～『通勤電車』を語ったその後。
有吉 あれさあ あれどこまで許されてんのかね？
飛行機とかのさ 荷物検査とかでずーっと並んでてさ
「アーあと三人ぐらいだなー」と思ったらさ
そいつの仲間が四人くらいバッと入ってきたりさ
あ、言うあたし
有吉 言う？
言う 言わない？
有吉 俺はやっぱなんか言わないんだ 言えないんだ
あたし絶対言う
「ちょちょちょ待て待て待て」つって
「後ろ見てみろよお前これ どんだけ待ってると思ってんだよ皆」って言う
有吉 「いや皆仲間で 荷物預けてて」みたいに言うじゃんあいつらも
「ああ じゃあまあ それが効くんだったら お前じゃあわかったから
みんなに謝れ」って言う
有吉 （笑）やるねえ！
いや だからもし必然的に預けちゃっててどうしようもないって
いうんだったら 「もうじゃあ皆に事情説明しろ」って
「あたしは許すけど 皆は許すかどうかわからない」って言う
有吉 怖えーよー（笑）
いやだってあれはヒドい
あたしコンビニのレジ行って 入ってくる奴とかにも
「オイオイオイ！」って言うもん 絶対
そこはね あたし なんか あの別に 全て正義感出して
注意したりとかするわけじゃない
あのね 横入りだけは！ 過敏にあたしね 大嫌いなの横入りが！
本ッ当にやだ！ あれ一ッ番ダメ！ 人間として一番最低！横入りはダメ！
だからどんなザラザラした日も横入りだけはダメよ！
有吉 ダメなの？
あれはダメ！ 絶対ダメ！ 横入りは本当もうあれ
人間として一ッ番卑劣な行為！ あれは本当ダメ！
どういう神経なんだろうね？ 横入りできる奴って
だってさ まあ ね 言い方悪いけど誰も見てない所で
悪い事するっていう心理はわかるよ
あんなにわかりやすく 長蛇の列ができていて しかも30分、
一時間も待ってたりする場合があるじゃない
そこに堂々と入れるっていう無神経さ あれ何なの？
あれ何が何がおかしいのあいつらは？
有吉 ・・・
そんなでもない？
有吉 そんなにはねェ 人としてというほどではない
ちょっとイヤだなーっていうぐらいの
順位的に言ったら何番目ぐらいにイヤな行為？
有吉 まぁうん・・・
そんな上位じゃない？
有吉 そんな上位じゃないなあ
なんかもう「そらもう運がなかったなあ」って思う
（絶句） エエッ！ エエ～ッ！！ ウソでしょう！
有吉 なんかまあ 特にさ海外とかで多いじゃない
ファミリーみたいなのでさ お父さんだけ待っててさ
後でおばあちゃんから子供からお母さん・・・
「NOォー！」って言うわよ
有吉 （大笑）そんなダメ？
ダメ！
有吉 あっそう （夏目ちゃんの方見て）どっかでしょうがないなって思うよね
夏目 あと、もしかしたらですけど 自分もやっちゃう可能性・・・
やんない！やんない！
何それ！ 何あんた！ そういうことする女？
やんないでしょ？ そんなこと
夏目 いや、たまたまお手洗い行っててとかあるじゃないですか
そういう時は あたしちゃんと 前後の人に説明する
「すいませんけど あたしもう今我慢できなくなっちゃったんで」
「あたしここにいましたよね？（後ろ振り向いて）いましたよね？」って
言ってから行く
夏目 ああ なるほど
そりゃもうだって そりゃそうよ
有吉 ガキは？ガキはいいでしょ ガキぐらいは
絶対許さねぇよ！
有吉 (大笑）怖ァ～（笑）
「オイオイオイ！お前お前！子供だと思ってもう何でも許されると
思ってんだろこの野郎！ 親連れて来いこの野郎！」って言うわよ
有吉 子供ぐらいいいでしょう
イヤイヤイヤ！子供だからなあに横入りOKなの？
何それ？何その国？
ダーメダメダメダメダメ！
もう子供だろうがおじいちゃんおばあちゃんだろうが
絶対横入りはダメよ！
有吉 採用！採用！
