2013年9月26日

シイタケ

27歳 男性 会社員
最近付き合い始めた彼女が
初めて手料理を披露してくれると言うので
彼女の部屋に行きました
苦手なものはあるか?と聞かれたので
「シイタケだけは嫌いだけど他は何でも食べられるよ」と
伝えてあったので 安心して彼女が作ってくれた
ハンバーグを食べたのですが 
一口食べて違和感を感じました
中に小さく刻んだシイタケが入っていたのです
思わず「ん?」という顔をしてしまった私に 
彼女は「シイタケ嫌いって言ってたけど食べられるようになって
欲しいと思ってわからないように入れてみたよ!!」とニッコリ
どうしても苦手だということを伝えても 「体に良いから!」
「今度はもっとわからないように入れるから!」と
理解を得られません
こんな悩みを持つ私が贅沢なのでしょうか・・・

あらでも シイタケ平気?お二方は

有吉 僕は平気

夏目 私も

これはあたしね これはね黙ってられない

有吉 黙ってらんないのか これー!

イヤもう簡単に結論から言うと そんな女とっとと別れなさい
ホント クソ女だよ

もうねあのね シイタケの恐怖?知らないでしょ あんたたち
あれすごいよ あのなんだろ?あいつらの主張 すごいよ
すごい遠くからね 叫んでる感じ わかる?

有吉 わかんない

(二人爆笑)

わかんないわよね 今のね 
なんだろ いやだから 不意打ちできても
胃の中に入れちゃっても言ってくんのよ 
「ここにいますよーッ!」っていうね
あれはね 分かんないだろうなー 
あの シイタケ農家の方 本当にごめんなさいね
皆さんのあのね 日々のね ミステリーよね
あんな木から生えてくるなんてね
それを収穫するなんて夢のような話よ
でもね わかって欲しい
シイタケが嫌っていうのは 
なんかそういうわがままじゃないのもう
危険な なんか信号が送られてくるのよ シイタケがいると
わかんない?

有吉 わかんない もうシイタケ 俺きのこの中で
一番好きだから

ウーワー・・・

有吉 いや松茸より好きだしね
キノコ全般じゃなくてシイタケがダメなの?

キノコでもマッシュルームとかシメジとかエノキとか
主張が弱いキノコってあるじゃない?
あれは大丈夫なの
なんかもう 出汁でも分かるもん
物体がなくても 「アーおいしそう」と思って
この辺からもう「エ?」っていう
「これ干しシイタケ使いました?」っていう
「ごめんなさい」っていうね

有吉 そう思うとやっぱ強敵そうだわシイタケ

いやシイタケは本当に 
あたしもう好き嫌い多くて わがまま言わせてもらうんだけど
シイタケより凄いやつはいない!
そういう意味ではあたし尊敬すらしてんのあいつ
あんな風になりたいとすら思う
あんな細かくなっても あんな輝きを放ってる
植物は他にないのよ
それぐらい凄いの あいつって

夏目 全部の食べ物の中で・・・

最強!

夏目 でもフードプロセッサーとかで・・・

バーカ!

夏目 ダメですか?

バカって言っちゃったわよ!
違うのよ!あんなことしたら余計大惨事よ
全てのものに シイタケ汁がブワーってなるのよ!

夏目 でも他のソースとかで・・・

バーカ!!

またバカって言っちゃったあたし 
だってわからずやなんだもん
そうじゃない 何度も言ってるでしょう!
凄いんだって!シイタケは
もうあのね もう あのエキス?
だから見習いたいよね あれはね

有吉 そうね あれだけ絞っても絞っても乾燥させようが
干してもね

そう!干したら余計に凄いんだからあいつら!
見習わなきゃホント 干されても干されても蘇るのよ

自分が本当にダメなんだって思った瞬間があって シイタケを
中学校の時に 家庭科の調理実習で 
もう全校の女子が 代わる代わる炊き込みご飯を
作った時期があったのよ
もう毎時間どっかのクラスが炊き込みご飯を作ってんのよ
で その時のバカな家庭科の先生が
わざわざ干しシイタケから出汁戻しやがって
一日中学校の中が戻し汁の匂いなわけよ
もうそん時に あたしはもうなんか細胞のどこかが
シイタケに対して拒絶反応してるんだってことに気づいた
もうね危険 命の危険すら感じたわけよ
その閉じ込められて密閉された校舎に
それはね なんだろ 他にないのよ例えるものが
だからそれはもう許して 

有吉 でも 食べられるようになるといいね
いや 工夫してさ 体にいいよね でもね?

夏目 体にいいと思います

どういいんだよ?

有吉 血糖値とか下げてくれるんじゃない?どうせ

何?そうやってさ なんかあたしが弱そうな所を
突いてくるわけ?あんた 
じゃそりゃいいですよ そりゃあたしこんな太ってるんですから
血圧も高いでしょうよ!血糖値も高いでしょうよ!
だからなあに?じゃシイタケ以外に方法ないって言うんですか?

有吉 いやあるけど 手軽じゃん キノコなんてどこ行ったって
あるんだからさ でも食べてよ 心配してんのよ 心配してんの

エー・・・

有吉 いやそりゃ無理にとは言わないよ だけど
いいじゃん食べられたほうが

(うつむくマツコ)

有吉 子供かよ

いやだってやっぱ そこまで心配してくれてるんだったら
そりゃ嫌だとは言い切れない・・・

有吉 いや無理には言わないけどね ほんと

夏目 できることであれば 召し上がったほうが・・・

(むせるマツコ)

有吉 考えただけでもこんなに

絶対わかんないようにできる?
それが難しいものなの
シイタケっていうのはその彼が言ってるように
叫んでんだよ 遠くから!
もうそれが全く!全く感じなくなるんだったらいい
いいよ 食うよ

有吉 例えばさ 俺きゅうりが もうマツコさんが仰ってる
シイタケと同じぐらいダメなわけ
どんなに小さく切り刻んだって あいつも意外と青臭い
主張してくるから ダメなんだけど
きゅうりのキューちゃん大丈夫なの

あ それはまだだから あたしに言わせれば全然ダメよ
あたしはシイタケは どんな状況で料理されてても
絶対ダメだから

有吉 逆に もうストレートにおいしいキノコ炭火で
焼いちゃうのは?
あれ一番味しないっちゃしないけどね

あたしそれ 一回 別の番組で 凄い高級シイタケ
こんな大きいやつ を 絶対美味しいっていうので
ダマで でも食べないわけにいかなくなったのよ
いやもう 本当に決死の思いで飲み込んで
その後そのディレクター 口きかなかったよあたし
もう本当 その夜 込み上げてくる 匂いで
寝れないぐらい 辛かったの
まあだからちょっといいよ だからもしね 
絶対もうわからないようにねシイタケをしてくれるって
いうんだったら ああもう シイタケのことは金輪際
あたし嫌いって言いませんよ 

有吉 じゃあもう もしじゃあスタッフが用意したものが
まあおいしいとは言わない・・・

ああでもちょっと待って!
わざとなんか凄いシイタケっぽいのとかダメよ

有吉 ああ いや そういうのダメダメ 
それで「ウエーッ」っていうマツコさん見たいわけじゃないから

でしょ!もうちゃんと真剣にわからないようによ

有吉 でもそれでもし ちゃんと本当に嘘付かないで
ちゃんとおいしく食べた場合は もうあれだよ
“シイタケ大使”だよ

イヤイヤ!なんでよ!なんでよ!
エエーッ!シイタケ大使?こういうの?
大使は やるかどうかは別にして
じゃあもしそれであたし大丈夫だったら
その次の回はシイタケになりますよあたし
もうシイタケで一時間過ごしますよあたし

有吉 ガチだなこれは