2018年6月11日

マツコ、テレビ東京を語る! その3

「無理矢理、マツコ。」プロジェクト / テレ東の今

池 谷 ここまで四回、「無理矢理、マツコ。」、やっていただきまして、
本当に、収録の日まで、っていうか直前まで内容は知らされてない
形で。

はい。丸投げしたの!今回。うん。責任を負わすために。

濱谷P そうですね。

だからもう・・・

池 谷 「うん、そうですね」って。

「そうですね」じゃないよお前この野郎!お前のやつが一番炎上
したらしいじゃねえかよ!

濱谷P (苦笑)すいません、そうです・・・

本当に。「不謹慎だ!不謹慎だ!」って。「テレ東に不謹慎以外の
何を求めてるんだ!」っていうね。

池 谷 そういうなんかちょっとモヤモヤしたところがあったで
しょうから、

ありましたよ、モヤモヤがもう、こんなにフラストレーションの溜まる
一か月はございませんでしたよ!本当に。

池 谷 だからそれを、ぶちまけていただこうという反省会です。

そうですか。

池 谷 「もっとこうすればよかったな」って言うことが、あったわけ
じゃないですか?

あったわね~

池 谷 例えば具体的にちょっと教えてください。

一回目 マツコ監禁 100人の愚痴を聞く
二回目 マツコがマネーをあげたいクイズ
三回目 レンタルマツコ!
四回目 マツコ、昨日死んだってよ。


池 谷 こういう四番組でした。(フリップを出す)

おそらくもう、ほとんどの方が見てらっしゃらないだろうからもう、
これを出されても一体何をやりたいんだか全くね。
「5時に夢中!」のほうが視聴率いいんだからだって。

池 谷 あ、そうなんですか・・・

そうなのよ。

池 谷 裏番組の今ニュースキャスターなんですよ。

知ってるー。奇妙なアナウンサーがニュースを読んでるっていう。
腕がパッツンパッツンとかね、もうね。「何で、何でこんな人が
ニュース読んでるの?」って。そりゃまああたしたちは喜んで
見てるわよ。もうあたしたち周辺では大騒ぎになってるわよ。

「レンタルマツコ!」と「マツコ、昨日死んだってよ。」には
ほとんど文句なし


池 谷 でも、このクイズの司会も、視聴者的には、「あ、こういう
マツコさん初めて見たな」っていう感じでしたよ。

あたしはなんかすっげえ置きに、一番置きにいってたね!

濱谷P 何か言ってましたねぇ。

うん。これもう、「ああ、これもうあれかあ。なんかもう次の
クールから特番ソフトにしようとしてんな」っていうね。イヤ~な、
こうイヤ~な感じがしました、やってて。

池 谷 Pいますよ、Pいますよ?

芸人さんの力でなんとなくね、物凄い才能があるんじゃないか、
NHKとか出て偉そうにベラベラ喋りやがって。それが一皮
剥いたらね、こんなもう迎合、何もかも全てに迎合したような
内容の番組を作ってくる男ですよ、あれは。

佐久間P 次のクールに特番ソフトでやれるような番組って別に
悪くないじゃないですか?だって。

池 谷 まあ、うちとしてはね。

佐久間P そうそう。

でもさあ、あたしがさあ、あんたと仕事しようと思った時に、そんな
番組を作ってほしくてこんなテスト番組やりますか?

佐久間P 俺が悪かったです、だから。

そうでしょう?だったら、もうちょっとマトモな人とやりますよ。

佐久間P そこはもう・・・

うるせえよお前、この野郎!

佐久間P そこはボタンの掛け違いです。

ボタンの掛け違いとか言ってるヤツ一番嫌い!
もうね、これはこれね、一番の失望!佐久間宣行があたしにこんな
クイズ番組をやらせたっていうね。始まる前に佐久間さんがやるって
聞いた時から、一番楽しみにしていたかもしれない。それは他の
人には悪いけど、やっぱりほら、ああいうさ、〇んこ投げつけるような
番組(「ゴッドタン」)を作ってるわけじゃない?あんな酷い番組を
作ってる人だから、どんだけあたし、〇んこ投げられちゃうんじゃ
ないかっていうさ、ちょっとそういう期待がありつつやってるから、
なんであんなさ、鬼畜プロデューサーにさ、あたしこんなさ、
なんとなくペロペロって書いた企画みたいなさ、そんなの何で
あたしにやるの?っていうね。
そうなると、あの辺のあの二人(平川P「レンタルマツコ!」・
井関P「マツコ監禁」)のなんか何ていうの?半官半民みたいな
人たちが出世するのよね、多分ね。あれもう日経も好きなタイプ
でしょ、ああいうのがね。多分ああいう人たちがなるのよ。

池 谷 一本目と三本目のプロデューサーですね。

そうそう半官半民ね。
この二人(水谷P(「ありえへん○○世界」など・佐久間P「ゴッドタン」など)
なんてさ、これもう闇金業者じゃないよ、これ。

なんかもう、一発目のなんてもう、アレよ、さんまさんの説教部屋の
パクリみたいなセット作ってるから。

池 谷 確かに!

そうなのよ。

池 谷 既視感はありましたね。エ?確かにってダメ?エ、だって
確かにですよね?

いや、いいんじゃない?それよりダメなこと、あんた今日いっぱい
してるわよ!

「初めましてー」なわけじゃない?まあこの人(濱谷P)は違うけどさ、
後の人は。だから、まずはさ、ご挨拶をしたかったわけよね。
「あなたってどういう番組を作る人なんですか?」「あたしはこういう
番組に出たいです」っていうのを言っちゃうと、その人のやりたいもの、
あたしに何をさせたいかもブレちゃうし、だから何も言わずにテレ東の、
まあだからもう、選ばれたね、人たちなわけでしょ?その人たちの
やり口ってどんななのよ?っていうのを見たくて、こういうわざと
こういうやり方をしたのに、置きにいったのよ!

池 谷 全然満足できなかった、と。

全然満足できない。全然届いてない奥まで!

濱谷P もし第二弾・・・

なんでそこスルーするんだよ!お前この野郎!お前、「奥まで
届いてない」を!ったくこの野郎。

池 谷 今ちょっと溜めてね、感じようと思ったのに言葉を。

そうでしょうよ。分かり合える二人なんだから、あんた。

そうだから、やっぱりメジャーになる、お金を発生させられるってことは、
どんどん丸くなるってことだし、あたしだって丸くなっちゃったからさ、
その、テレビ出始めた頃よりはさ。だからこそ、権力にねじ伏せられた
オカマを、もう一度あの頃のようにドキドキさせてくれるのは、テレ東
なんじゃないかっていう淡い期待があったわけですよ。

池 谷 そうか。すいません。(テレ東)代表して謝っちゃう。

あなたはね、代表じゃない!

池 谷 (笑)いや一応・・・いや、そうですよ。